
イサキ
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獲れる漁港 |
初夏を彩る「梅雨イサキ」、旬の味覚を堪能
イサキは、初夏から夏にかけて旬を迎える魚で、「梅雨イサキ」とも呼ばれることがあります。この時期のイサキは脂がのり、身がふっくらとしていて格別の美味しさを誇ります。群れを作って泳ぐ習性があり、磯や沿岸の岩礁帯で多く見られるため、釣り人にも人気のターゲットです。見た目はシンプルながら、白身魚ならではの上品な味わいと、程よく脂がのった身質が特徴です。
刺身から塩焼きまで、幅広い料理に適した万能魚
イサキは、淡白ながらも程よい脂の甘みがあり、刺身にするとほんのりとしたコクが楽しめます。新鮮なものは皮目を炙った「焼き霜造り」にすると、香ばしさが加わりさらに美味しくなります。また、塩焼きはイサキの旨味を最大限に引き出すシンプルな調理法として定番。ふっくらとした身がジューシーで、ご飯やお酒との相性も抜群です。煮付けやムニエル、カルパッチョなど洋風のアレンジにも向いており、万能な白身魚として重宝されています。
栄養価も高く、健康志向の人にもおすすめ
イサキは、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸を豊富に含み、血液をサラサラにする効果が期待できる健康食材です。また、タンパク質が豊富で低脂質なため、ダイエットや筋トレをしている人にも適した魚といえます。さらに、ビタミンB群やミネラルも含まれており、疲労回復や代謝促進に役立つ栄養素がバランスよく摂取できます。旬のイサキを美味しく食べながら、健康管理にも役立てられるのは嬉しいポイントです。