コンビニで売られる水は1本「100円」。富士山の頂上で売られる水は1本「500円」。同じ”モノ”でも、売る場所によって値段が異なります。
駿河湾の魚も同様に、必要としてくれる方に適正な評価で販売できるよう、販路拡大に取り組みます。
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SURUGA FISHについて

解決したい社会問題
魚、安くね?
漁師の対価、安くね?

私たちの食卓に並ぶ魚は安価ですが、その背景には漁師たちの低い対価が隠れています。複雑な流通構造で仲介業者が利益を得る一方、漁師の収入は不当に抑えられています。さらに、資源減少や漁獲量規制が追い打ちをかけ、小規模漁業者は経済的に追い詰められています。この問題を解決するには、直販やオンライン販売を拡大し、漁師が適正な報酬を得られる仕組みを作ることが重要です。消費者が背景を理解し、公正な選択をすることも持続可能な漁業の鍵となります。
ミッション
『魚』に適正な価格を。
『漁師』に適正な報酬を。

産業革命後の19世紀中盤、遠洋漁業の技術進歩により大量捕獲が進みました。さらにモータリゼーションや冷凍技術の発展で、マグロ、カツオ、タラ、ニシンといった商業価値の高い魚が乱獲されました。その結果、20世紀後半には水産資源の急激な減少が明らかとなり、国際的な水産問題へと発展しました。この問題を受け、現在では漁獲量規制が導入されていますが、適正価格と適正報酬を実現する仕組みは十分ではありません。漁業資源を守りながら漁師に適正な対価を還元する仕組みづくりが、今求められています。
ビジョン 漁師、年収倍増計画

多くの漁師が年収200万円前後という厳しい現状に置かれています。「漁師年収倍増計画」では、この状況を打破し、500万円前後まで引き上げることを目指します。カギとなるのは「魚の価格適正化」と「6次産業化」です。漁師が自ら加工や直販を行う仕組みを整え、中間コストを削減。さらに、地域の特産品としてブランド化を進め、魚の付加価値を高めます。この取り組みは、漁師の収入向上にとどまらず、地域経済を活性化し、持続可能な未来を築く大きな一歩です。
アクション 販路拡大×6次産業

適正なお金の流れを実現するために「販路拡大」と「6次産業」の実現に向けて取り組みます。

販路拡大

6次産業
持続可能な水産資源を守るためにも、漁獲量は増やさずに年収を増やすには、自分たちで6次産業まで一気通貫して取り組む必要があります。
今までは漁師は魚を生産するところまでが仕事でしたが、この解釈を現代に沿った形で拡大させ、2次産業の「加工」、3次産業の「流通・販売」まで一気通貫して取り組みます。
6次産業化に向けた具体的なアクション
1次産業
- 関わる船団・漁師を増やす
- 養殖事業への挑戦
2次産業
- 熟成魚の製造・販売
3次産業
- 『SURUGA FISH』のEC販売
- 『駿河湾の漁師たち』のYoutube運用
- 熟成魚専門寿司店の販売